医療や介護の現場で使われるテクノロジーは、時として“便利すぎる”がゆえに現場になじまず、かえって業務を煩雑にすることがあります。MediLink™はその反省からスタートしました。
開発チームは、看護師、介護士、外国人スタッフなど多様なユーザーに丁寧なヒアリングを行い、実際の現場で何が「煩わしい」のかを言語化。紙の記録がなぜ未だに多いのか、どんな場面で翻訳が欲しいのか、どんな声なら安心感があるのか――こうした問いに、ひとつずつ答えを出してUIや音声仕様を設計してきました。
その結果生まれたのが、記録入力は音声で、共有はクラウドで、翻訳は対話ベースで、という「現場が無理なく使える」仕組みです。技術の導入は目的ではなく、人が前を向いて働くための“地ならし”。MediLink™の設計には、そんな思いが詰まっています。